やすつんの闘病日記<8/28-9/25>


2001年9月3日 28眠い 29眠い 30まあまあ 31まあまあ 1まあまあ 2まあまあ 3ちょい疲れた
 今週から、学生さんたちも電車に乗り込んでくるので、 グリーン車に避難することにした。 でも、グリーン車も満員で結局1駅分立つことになってしまった。 せっかく750円も追加で払ったのに。。。
 今日の通院では、久しぶりに骨髄穿刺(マルク)を行うことにした。
 前にも書いたけれど、移植した骨髄が正常かどうかを確認するために、 腰骨の真ん中から血液(骨髄液)を抜く検査である。
 ブッとい針(この前他の人が刺していた針を見たら、 太さ2mm位あったんじゃないかな?)を刺すため、 丁寧に麻酔を腰にします。 腰の神経の感覚が無くなった頃にブッとい針を刺すのだけれど、 刺されている感触があって、ちょっと、気持ちが悪い。 次に骨髄の血液を採取するため、 液を吸い上げるの時は、麻酔がかかっていてもすごく痛い。 でも先生の手際がよかったので、そんなに痛くなく終了した。
 この血液が抜ける瞬間って、ちょっと、気持ちが良かったりする。

2001年9月10日 4だるい 5非常に眠い 6元気が余っている 7元気が余っている 8元気が余っている 9元気が余っている 10ショック!
 先週と今週とかなりショックな出来事があった。
 入院中に親しくなった患者さんが立て続けに亡くなった。 特に、今週の亡くなった患者さんは 僕と同じく弟による末梢血移植を行った方で、 移植後も数回見舞いにいって話していたのに、 肺炎を悪化させて、移植後2ヶ月ぐらいで亡くなってしまいました。
 生前から明るい方でよく食べていて、移植後に食欲がおちたときなど、 チョコとかアイスとか食べやすいお菓子をくれたり、 落ち込んでいたときなど励ましてくれたりしていただきました。 お子さんも二人おり、これからというのに残念なことになりました。 ご冥福をお祈りします。
 告別式に出席し、見舞いに来られていた母親にもお会いしたのですが、 なんと言ったらよいか言葉を つまらせていたら、逆に「頑張ってください」と励まされてしまいました。
 ちなみに前回の骨髄穿刺の結果は、生着でした。

2001年9月17日 11だるい 12だるい 13だるい 14ちょっと元気 15ちょっと元気 16ちょっと元気 17ちょっと元気
 アメリカのテロには驚いた。 日曜にWOWOWで「マーシャル・ロー」を見たばっかりだったので、 こりゃ、映画ばりじゃないかと思った。特にビルが崩壊するのには、驚いた。 なんの罪のない方があっけなく死んでしまうのはとても悲しいものです。 犠牲者のご冥福をお祈りします。
 今週は、父のお墓に行きました。 移植する前に墓参りして、移植の成功を父に頼んできたので、とりあえず、 結果報告しに行きました。
 でも、土とか細菌がありそうな物には触っちゃいけないと言われているので、 結局、雑草刈りとか、墓石の掃除とか 一切できず、線香をあげるだけでした。
 父は肺ガンで亡くなり、 僕も血液のガンと言われる白血病(正確には骨髄異形成症候群)になったので、 なんか因果関係があるのかなあと、最近考えてしまいます。

2001年9月25日 18ちょっと元気 19ちょっと元気 20ちょっと元気 21ちょっと元気 22ちょっと元気 23ちょっと元気 24だるい 25吐いた
 今週から、免疫抑制剤が「プログラフ」に変更になった。 肝臓の値が悪く、薬剤アレルギーの恐れがあるらしい。
 最近、食欲がおちてきている。 すぐに満腹感を感じるし、口の中が乾いて、 物を入れるとパサパサであまりおいしさを 感じなくなってきている。軽いGVHDなのであろうか?
 弟と口げんかした後にいきなり気持ち悪くなり、そのまま寝た。 次の日、通院の日だったので、朝早く起きて、朝食が できるのを待っていたら、また気持ち悪くなり、吐いてしまった。 吐いたら少し楽になったのだけれども、久しぶりに 吐いたため、口の中が気持ち悪かった。
 その日は、そのまま病院に出かけたが、 待合室にいる間になんか元気になってきた。