いままでのあらすじ<発覚> |
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2000年6月 会社の健康診断があった。 昨年、三十路になってしまったので、30歳検診で血液検査を行った。 入社した時の血液検査に、白血球が少ないため、 男性では珍しく貧血と診断され、 貧血の対処法というパンフレットをもらった記憶がある。 (女性用のものだったので、あまり有効ではなかった。) |
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2000年7月 1ヶ月後、健康管理室に呼ばれた。 自分自身では、どこも体調が悪いと自覚がないので、 何でだろうと思いながら健康管理室に向かった。 白血球が少ないから念のため、もう一度血液検査をするため、 また血液を抜かれた。 このときは、これが運命の分かれ目になるとは思わなかった。 (もし、健康管理室に行かなかったら。。。) |
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2000年8月 会社の再検査の結果、やはり白血球が少ないため、 指定された病院でまたまた血液検査を行うように言われた。 先生から白血球と血小板が正常の人より数が半分しかないと言われ、念のため、 血液を生成する部分の骨髄液を採取して詳しく調べることとなった。 骨髄とは、骨の中にある血液を生成する部分にある液体である。 その液を取るためには、骨の真ん中まで針を差し込む必要がある。 麻酔するのだけれでも、やはり痛い。特に骨髄を吸い取る時の痛みは。。。 |
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2000年9月 「白血病もしくは骨髄異形成症候群の疑いがある。」と診断された。 骨髄移植を行う必要もあるため、別の病院を紹介された。 紹介された病院でも、再度骨髄を調べられ、 骨髄異形成症候群と診断された。 移植以外の方法はないと言われ、進行を防ぐため2ヶ月ほどの化学治療を行い、 あとはドナーが見つかるのを待つこととなった。 |
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